肌が敏感になってきた私が見直した成分とは?

昔は気にせず使えていた化粧品が
ある日突然ピリピリしたり、
赤みが出たり…。

「なんだか最近、肌が敏感になってきた気がする」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?

私自身、40代に入り
これまで問題なかったスキンケアアイテムで
違和感を覚えるようになりました。

特に、洗顔後のツッパリ感や赤み
目のまわりの乾燥小ジワなど…

以前は気にしていなかった症状が
目立つようにました。

そこで今回は、
肌が敏感になってきた私が見直した「成分」について
リアルな経験をもとにご紹介します。

気づき:肌トラブルは「成分の相性」だった

スキンケアを変えるとき
多くの人が「口コミ」や
「人気ランキング」を参考にしますよね。

私もそうでした。

でも、どんなに高評価でも
自分の肌に合わなければ意味がない。

むしろ「肌に合わない成分」が
含まれていたことで、
炎症やニキビが悪化したことも何度もあります。

そこで私は、
以下の3つの視点で成分を見直すことにしました。

肌が敏感になった原因を探る

肌が敏感になった原因を振り返ってみると、
「あれがダメだったのかも」と
思い当たることがいくつもありました。

でも正直なところ、
当時はまったく気づいていなかったんです。

まずひとつは、
「肌が荒れていることに気づいていなかった」ということ。

(怖すぎる…!!)

今思えば軽い炎症だったのに、
「これが“効いてる”ってことなんだ」
と思い込んでいました。

赤くなってヒリヒリするのも、
「美容成分がしっかり浸透している証拠」
くらいに感じていたのです。

中でも大きな勘違いだったのが「洗顔」。

私は長年、
「落としてなんぼ」と思っていました。

とにかく毛穴の奥まで汚れを取らなきゃ!と、
朝も夜も洗浄力強めの洗顔石鹸や洗顔フォームで
しっかり洗顔。

洗顔後に“キュッキュッ”となるくらい
しっかり洗うことが
清潔な証拠だと思っていたんです。

でも、よく考えてみれば
お風呂上がりに顔が
真っ赤になっている時点で異常でしたよね。

それは“間違い”だった。

赤みは清潔の証ではなく、
肌が炎症を起こしてSOSを出していたサイン
でした。

そんな状態のまま、
刺激の強い化粧水や美容液を
バシャバシャ重ねていたのだから…

今思うと完全に逆効果。

肌バリアが壊れているところに、
さらに刺激物を重ねていたようなものです。

…そりゃあ、敏感にもなりますよね。

この気づきから、
私のスキンケアの考え方は大きく変わりました。

まずは「肌を守ること」。

そして
「いまの肌に、本当に必要なものだけを与えること」。

その視点を持てるようになってから、
肌トラブルは少しずつ落ち着いてきました。

敏感肌になってから見直した成分

肌が敏感になってからは、
「どんな成分が入っているか」を
今まで以上に意識するようになりました。

それまでは、スキンケア選びのときに
真っ先にチェックしていたのは

「保湿力」や「美白成分」
「エイジングケア」など、
謳っている効果ばかり。

でも、よくよく成分を見てみると
その“効果”の裏に、
肌への刺激リスクが
潜んでいることもあったんです。

たとえば、

アルコール(エタノール)

さっぱりして使い心地がよくて、
毛穴もキュッと引き締まる気がしていたけれど、
敏感になった肌にはとにかくしみる…。

むしろ、
バリアが壊れている肌には
追い打ちをかけるような刺激
だったんですよね。

また、
シリコン系のコーティング成分も、
以前はツルっとした手触りや、
毛穴カバー力が魅力的に思えていたけれど、

毛穴が詰まりやすくなっていた私の肌には
負担だったかもしれない。

特に、
落としきれていなかったファンデーションや下地が、
角栓のもとになっていた可能性にも気づきました。

そして、意外だったのが
グリセリン

保湿成分としてよく使われているし、
刺激が少ないと思っていたけど、
私の肌には合わなかったようで…。

グリセリン入りのクリームや乳液を使うと、
なぜかニキビができやすくなる。

これも、
「一般的に良い成分=自分の肌に合う」とは
限らないと気づかされた出来事でした。

敏感肌になってからは
“刺激を避ける”ことが最優先

・アルコールフリー
・ノンシリコン(もしくは水で落ちるタイプ)
・グリセリンフリー

その他諸々あるものの、大きくはこんな条件で
ようやく自分に合う製品を探すようになりました。

これまでは
「〇〇配合!」「○日で変わる!」
という派手なワードに惹かれてばかりでしたが

今ではむしろ

「何が入っていないか」の方がずっと大事
だと実感しています。

3. 成分を見直してどう変わったか

使う成分をひとつひとつ見直していく中で、
少しずつですが肌の状態に変化が出てきました。

正直、「すぐにキレイになる!」という
劇的な変化ではなかったけれど、

明らかに“荒れにくくなった”
という実感がありました。

まず、
洗顔後の赤みが出にくくなったこと。


以前はお風呂上がりに、頬や鼻のまわりが
うっすら赤くなるのが当たり前だったけれど、
洗顔料を見直し、
肌に負担をかけない洗い方に変えてからは
赤みがほとんど出なくなりました。

そして
ニキビができにくくなったことも大きな変化です。

グリセリンを避けるようになってから、
あれだけ繰り返していたポツポツが、
気づけば落ち着いていたんです。

これは本当に意外で
「まさか保湿成分がニキビの原因だったなんて…」
と、自分でも驚きました。

さらに、肌の調子が整ってくると
スキンケアにかける時間も気持ちもシンプルになっていきました。

以前は、「もっと良くなるかも」と思って、
あれこれ塗り重ねていたけれど

今では
「必要なものだけを、肌が心地よく感じる量で」
使うスタイルに。

結果的に、肌のベースが安定してきたことで

  • メイク崩れが減った
  • 毛穴落ちが目立ちにくくなった
  • 目元の乾燥ジワも前ほど気にならなくなった

と、日常の小さなストレスも
少しずつ軽くなっていったんです。

「これで合ってるのかな?」と
不安になりながら使うのではなく、

“肌に優しくしている実感”が持てることが、
私にとっていちばんの安心感でした。

4. まとめ 〜「効く」より「守る」スキンケアへ〜

肌が敏感になったことで、
私はようやく気づくことができました。

「肌に効くこと」と「肌に合うこと」は
まったく別ものだったということに。

赤くなったり、ヒリヒリしたり、
ニキビができたり。

そのたびに
「もっと良いものを」「もっと高機能なものを」と
スキンケアを重ねていたけれど、

実はその“攻めのケア”こそが、
肌を苦しめていた原因だったんですね。

いまの私にとって大事なのは、
「何を塗るか」ではなく、「何を塗らないか」

・アルコールフリー
・シリコンフリー
・グリセリンフリー

この3つを意識するだけでも、
私の肌はぐっと落ち着きました。


そして、
「肌を守る」という発想に切り替えたことが、
何よりも大きな変化でした。

スキンケアって、どうしても
“攻め”たくなりますよね。

美白、ハリ、エイジングケア…
魅力的なワードが並ぶ中で、
「刺激を避ける」という選択は
地味に感じるかもしれません。

でも、

揺らぎやすい今の肌を
丁寧にいたわってあげることが
未来の肌を守るいちばんの近道なんだと思います。

もし今、スキンケアに迷っていたり
なんだか肌の調子が不安定だな…
と感じている方がいたら、

ぜひ一度「成分を見直す」という
選択肢を思い出してみてください。

自分の肌が、
本当に求めているのは何なのか?

「効かせる」より「守る」ケアが、
あなたの肌にも優しい変化をもたらしてくれるかもしれません。

お読みいただき、ありがとうございました!

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