目から日焼けは本当?サングラス愛用派が知っておきたい睡眠とホルモンの話

サングラスが手放せない私

私は、晴れた日に外に出るときは
ほぼ必ずサングラスをかけます。

運転中も、買い物に行くときも、
子どもの登校班に付き添う時も
サングラスは欠かせない相棒。

なぜなら、

若いころから
「紫外線が肌に悪い」ということを
聞いてきたから。

さらに、

タモさんが昔、テレビ(いいとも)で
「目から日焼けする」と言っていたのを
信じているから(笑)

それ以来

「絶対に目を紫外線にさらしたくない!」
という気持ちが強くなったのです。

でも、
あるとき気になったんです。

「日光を浴びることで分泌される幸せホルモンのセロトニンは
夜にメラトニンに変わって睡眠を助けてくれる」

と言う話──。

もしかして…
ずっとサングラスをしていたら

光を浴びられなくて
セロトニンが分泌されにくかったりする?

紫外線対策と、
睡眠ホルモンのバランス。

これはどちらも大切だからこそモヤモヤ…。

今回はサングラス愛用派が知っておきたい
睡眠とホルモンのお話を
まとめてみようと思います。

セロトニンとメラトニンの関係

まず整理してみます。

  • セロトニン
    日中、目や体が光を感じると分泌される「幸せホルモン」。
    気分を安定させる働きがあり、脳の覚醒にも関わります。
  • メラトニン
    夜になるとセロトニンを材料にして作られる「睡眠ホルモン」。
    体内時計を整え、自然な眠りを促してくれます。

つまり

昼に光を浴びる →
セロトニンが分泌される →
夜にメラトニンが分泌される

という流れができることで
眠りの質が上がるということです。

紫外線対策とセロトニン、両立できる?

ここで悩みが出てきます。

  • 紫外線は老化やシミの原因だから避けたい。
  • でも、セロトニンを分泌させるために光は浴びたい。

「サングラスで目を守ることが、セロトニンの妨げになるのでは?」
「日焼け止めやUVカットシートで光を遮ってしまうと、ホルモンリズムに影響するのでは?」

美容と健康のはざまで
どう折り合いをつけるのが正解なのか。

この疑問を打破すべく、
私は調べました!

「光=紫外線」ではない

セロトニン分泌を促す条件を調べたところ、
朗報でした!

セロトニン分泌を促すのは
「紫外線」ではなく
可視光線を中心とした太陽光の明るさ

つまり、「光=紫外線=悪!」ではなく

  • セロトニン分泌の刺激になるのは “網膜が光を感じること”
     → 脳の視交叉上核(体内時計の司令塔)に信号が届いて、セロトニンやメラトニンのリズムが整う。
  • 紫外線(UV)は肌や目にもダメージを与えるので、セロトニンのために紫外線を浴びる必要はない。
  • 必要なのは 数千ルクス以上の明るさ
     室内照明がだいたい500ルクス程度なので、窓から入る自然光や外の明るさは桁違いに強力。
     だから室内でも、日当たりのよい場所なら十分効果があります。

つまり

サングラスをしていても
日焼け止めを塗っていても
紫外線を避けていても

網膜が「明るい!」と感じられる
光(主に可視光線)が届けばOK

紫外線は、むしろ
肌や目を傷つけてしまうので
セロトニン分泌のために
浴びる必要はない!

ということが分かりました。

そういえば…

調べている途中で気づいたのは、
自分の生活環境そのものに答えがあったことです。

私は日中、
日当たりの良いリビングで仕事をしています。

その窓には、紫外線対策のために
UVカットシートを貼っています。

このシートは
「紫外線だけを防いで、
 可視光線はそのまま通す」タイプ。

つまり、

外の明るさは
しっかりリビングに入ってくるんです。

正直、貼った理由は
「とにかく紫外線が嫌だから」
という単純なもの(笑)。

セロトニンなんて
考えたこともありませんでした。

でも、今回調べたことで
セロトニン分泌に必要なのは
紫外線ではなく明るさ(数千ルクス以上の光)

だから

リビングに差し込む自然光で
十分に刺激が得られていたのです。

「外で直射日光を浴びないと
セロトニンが作られないのかも?」
と思っていたけれど

実は室内の自然光でも
きちんと効果がある。

それに気づいたとき、

「あ、私はサングラスをしていても全然問題なかったんだ」と安心しました。

光を上手に取り入れるポイント

では、紫外線を避けながら
太陽光でセロトニン分泌させるには、
どうすればいいのでしょうか?

1. 室内の自然光を活用する

私のように、日当たりの良いお部屋で
過ごすだけでも充分ということ。

窓から入る光は、
照明とは比べものにならない明るさ。

UVカットしていても
可視光線は入るので心配いりません。

2. 朝の時間に光を感じる

体内時計は
朝の光でリセットされます。

朝起きたらカーテンを開けて、
部屋に光を取り込むだけでも効果的。

直射日光を浴びる必要はなく、
「明るさ」を感じることが大事です。

3. サングラスは必要なときに

サングラスは紫外線や
眩しさから目を守ってくれるので大切です。

ただ、朝起きてすぐの短時間だけは
サングラスを外して光を取り入れる
という工夫もできます。

(私は朝、洗濯物を干すときもサングラスしますが)

まとめ

今回得られた学びは、
「紫外線と可視光線は別物」 という理解でした。

紫外線を避けつつ
セロトニン分泌に必要な光を取り入れる生活が
すでにできていたんだと気づきました。

  • サングラスは紫外線対策として心強い
  • UVカットシートを貼ったリビングでも、セロトニンはちゃんと分泌される
  • 朝の自然光を感じることで、睡眠ホルモンのリズムも整う

美容と健康は両立できる。

そう思えるようになったのは
この気づきがあったからです。

「サングラスを手放せないけれど、
 睡眠やメンタルに悪影響があるのでは?」と
不安に思っている方。

その心配は、必ずしも当たっていません。

大切なのは紫外線ではなく、光の明るさ

これからも
自分のライフスタイルに合わせて
光との付き合い方を工夫していきたいと思います。

今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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