肌に合う・合わないって、
本当に人それぞれ。
そう頭ではわかっていても、
「みんなが良いって言ってる」
「人気ランキング上位」
「口コミ評価が高い」と聞けば、
やっぱり期待しちゃうものですよね。
私の場合、
そういう“評判のいい化粧品”であっても、
肌トラブルを起こすことが多かったんです。
特に40代に突入して
肌が敏感になってきてからは
明らかに「これはダメだった」と感じる製品が
いくつも出てきました。
そこで今回は、
実際に私の肌が荒れてしまった化粧品たち
を振り返りながら、
合わなかった化粧品に共通する成分や特徴
について書いてみようと思います。
敏感肌の方や、最近なんだか肌が不安定…
と感じている方の参考になれば嬉しいです。
Contents
ランチの出来事から始まった“またやってしまった”体験
先日、子どもが幼稚園の頃のママ友と、
実に4年ぶりにランチをしました。
久しぶりの再会で懐かしい気持ちになる中、
1人のママが
「ちょっとこれ、レビューしてみて」と言って
クレンジングオイルと化粧水のサンプルを手渡してきたんです。
聞けば、有名なオイルクレンジングブランドの
姉妹ブランドで、モニターをお願いされているのだとか。
「敏感肌だけど、まあ1回だけなら大丈夫かな」と
ちょっと気を抜いた私。
…結果、案の定、荒れました。
鼻の横が赤くなり、かゆみが出て…
すぐに洗い流しましたが、その後2日間は
「このまま色素沈着しないだろうか…」
とヒヤヒヤ。
久しぶりに会ったのに商品レビューをお願いしてきた
そのママ友との関係にも少しモヤっとしましたが、
それ以上に
「また同じ過ちを繰り返した…」という
自己嫌悪が残りました。

肌荒れを引き起こした原因、見えてきた“共通点”
実際に肌荒れを起こした製品を
いくつか振り返ってみると、
意外な共通点が浮かび上がってきました。
どれも
「人気がある」「よく売れている」と言われる
ブランドやシリーズだったのに、
私の肌にはことごとく合わなかったんです。
その中に含まれていたのが、
以下のような成分たちでした。
① グリセリン
吸湿性が高く、保湿剤としてとてもポピュラーな成分。
でも私の場合、
この成分が高濃度で入っていると、
なんというか、“詰まる”感覚があったんです。
夜のクレンジングの時に
なんかざらざらしている。
それから
肌がムズムズしたり、
吹き出物のような反応が
出ることが多かったんです。
特に、
洗顔後すぐに使う化粧水に高配合されていると、ダメ。
全然“浸透”してる感も感じられず、
顔がじんわり赤くなったり、
翌朝ポツポツができていたり…。
とにかく私にはNGな成分だったと認定しました。
→ どんな肌に向いている?
乾燥肌や普通肌の方には
しっかり潤いを与えてくれる成分です。
特に秋冬に乾燥が気になる人には効果的。ただし、
湿度が高い時期や
皮脂分泌が多い肌質(混合肌・脂性肌)では、
逆に水分と皮脂のバランスを崩すことがあるため注意が必要です。
② エタノール(アルコール)
さっぱり感や清涼感を出すためによく使われますが、
皮膚刺激が強め。
使った直後はスッと気持ちよくても、
時間が経つと赤みが出たり、
ピリピリしてくることが多くて…。
特に肌が揺らいでいるときは一発アウト。
敏感肌の私は避けたい成分の一つになりました。
→ どんな肌に向いている?
ベタつきが気になる脂性肌や
ニキビ肌向けの処方に多く使われています。
ただ、
バリア機能が弱っているときや
乾燥肌には刺激が強すぎるため、
配合量や肌状態に応じて見極めが必要です。
③ 精油(エッセンシャルオイル)
天然だから肌に優しいと思われがちですが、
実は刺激の原因になることも。
ラベンダーやベルガモット、
ティーツリーなど、
リラックス効果を期待して
配合されていることが多いけど、
私は芳香成分でかゆみや赤みを感じることが時々あります。
→ どんな肌に向いている?
香りを楽しみたい人や、
心身のリラクゼーション目的で使いたい人には良い成分。
ただし、
敏感肌・アレルギー体質の人は
パッチテスト必須。
使うタイミングや濃度にも注意が必要です。
④ オイル(特にエステル系や鉱物油)
オイルクレンジングや
リッチ系のクリームに含まれていることが多い成分。
とろみやツヤを出す目的で
使われていることが多いですが、
私の場合は毛穴に詰まりやすく、
赤み・かゆみ・ざらつきにつながることが。
また、オイルクレンジングを使うと
洗い流した直後から皮膚の薄い部分(鼻横など)が
真っ赤に腫れることがありました。
→ どんな肌に向いている?
乾燥肌で、かつ
皮膚が厚めの人には油分のバリア効果がメリットになります。
ただし
毛穴が詰まりやすい人や
皮脂トラブルの多い人には不向きなことも。
特にクレンジングに使う場合は
肌との相性が重要です。

まとめ:肌に合うって「成分の良し悪し」ではなく「相性」
今回改めて思ったのは、
どんなに評価の高い成分でも、
肌に合わなければ意味がないということ。
グリセリンもエタノールも
精油もオイルも、
それぞれに良さがある。
でも
私の肌にとっては
それが「刺激」になり
「肌荒れ」につながってしまう。
だからこそ
今後は「肌にいい」と言われているものを鵜呑みにせず、
自分の肌とじっくり向き合いながら選ぶことが
一番のスキンケアだと感じています。
同じように肌に悩む方へ。
この体験談が少しでも、
化粧品選びのヒントになりますように。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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