「亜鉛が足りない」と、肌もカラダも元気が出ないという話

最近、肌の調子がなんとなくイマイチだったり
疲れやすかったり、風邪をひきやすくなったなぁ…
なんて感じること、ありませんか?

それ、「亜鉛不足」が関係しているかもしれません。

私はもともと
「肌にいいこと」を色々試すのが好きなんですが
外からのケアだけじゃなくて

40代を過ぎたころから
内側からの栄養もすごく大事だなと
感じるようになってきました。

特に「亜鉛」。

これが足りてないと、肌も髪も爪も
もちろん免疫やホルモンバランスまで…

とにかくあらゆる部分が
じわじわと不調になってくる感覚があります。

今日は、そんな”地味だけど超重要”な存在
「亜鉛」について

肌と健康との関係を中心に
まとめてみたいと思います。

亜鉛ってどんな栄養素?

亜鉛は「ミネラル」の一種で
体の中ではつくることができない必須栄養素。

主にこんな働きをしています:

  • 細胞の修復・再生(=肌のターンオーバーにも)
  • 免疫機能を正常に保つ
  • たんぱく質やDNAの合成をサポート
  • 味覚や嗅覚を保つ
  • ホルモンの調整(特に性ホルモンやインスリン)

言ってしまえば、

「体の土台を整える」ための栄養素。

特に日々肌と向き合っていると
“肌が整わない原因って、外じゃなくて中かも…”
と思うようになりました。

亜鉛不足で起こりやすい不調

亜鉛って、
実は日本人は不足しやすい栄養素のひとつ。

そして、

不足するとこんな症状が起きやすくなります:

  • 肌荒れ、ニキビ、治りが遅い
  • 髪のパサつき、抜け毛、爪が割れやすい
  • 味覚異常(味が薄く感じる、食欲不振)
  • 傷の治りが遅い
  • 免疫力の低下(風邪をひきやすい)
  • イライラしやすい、疲れが抜けない

…どうでしょう?

私はまさに
「肌の調子が不安定」「やたら疲れやすい」
という時期があって

その頃、食事内容を振り返ってみたら
あきらかに亜鉛が足りてませんでした。

サプリに頼る前に
まずは“ちゃんと摂れてる?”と
見直してみるのが大事ですね。

肌との関係

私にとってはここが一番大事なところ。

肌のターンオーバー(生まれ変わり)や
バリア機能を整えるには、
細胞分裂や修復が必要です。

その時に必要なのが、まさに「亜鉛」。

しかも亜鉛は、
皮脂分泌の調整や炎症を抑える働きもあるので

ニキビや毛穴詰まりが気になる方にも
実は関係してきます。

私は「ビタミンC」や「ナイアシンアミド」みたいに
パッと名前が出る栄養素の影に、こういう

“地味だけど根本的に効く栄養”

がいるんだっていうことを
もっと知られてほしいなと思ってます。

どんな人が不足しやすい?

  • 甘いものやインスタント食品が多い
  • ストレスが多い(ストレスでも亜鉛は消耗します)
  • 妊娠・授乳中
  • お酒をよく飲む
  • 加工食品中心の食事
  • 激しい運動習慣がある

これ、私もいくつか当てはまってます。

しかも、「肌を整えたい」と意識している人ほど、
ビタミン・ミネラルの消耗が激しいっていう事実も。

だからこそ、

意識して“補う”ことが大切になってくるんですね。

食べ物で摂るには?

亜鉛が多く含まれている食材はこちら:

  • 牡蠣(ダントツ)
  • 牛肉・豚レバー
  • チーズ
  • 納豆
  • カシューナッツ
  • ほうれん草、枝豆 など

植物性よりも動物性食品のほうが
吸収率が高めですが、
どちらもバランスよく摂るのが◎。

私は牡蠣大好き。

でもしょっちゅうはなかなかいただけないので
卵や納豆、チーズ、カシューナッツあたりを
日常的に意識して摂るようにしてます。

サプリはどう?

もし、どうしても食事でとれない…とか、
肌荒れがひどくて早くなんとかしたい!

という時は、 医療監修や
信頼できるサプリメントを上手に取り入れるのもアリだと思います。

ただし、

亜鉛は摂りすぎると「銅」の吸収が阻害されたり、
逆に免疫を下げてしまうこともあるので、
目安量(10〜15mg程度)を守ること。

おわりに

スキンケアをがんばっているのに肌が整わない。

疲れが抜けない。気分が落ち込む。

そういうとき
「もしかして、亜鉛が足りてない?」と
一度立ち止まってみてほしいなと思います。

肌も、免疫も、ホルモンも…
全部「栄養」という土台があってこそ。

そして亜鉛は
その土台を支える小さな柱のような存在なんです。

どこか不調を感じているとき
ちょっとだけでも「内側からの整え」を意識してみて。

肌もカラダも、ほんの少しずつだけど
ちゃんと応えてくれると思います。

肌も心も体も
ちょうどよく整って快適に過ごせますように

お読みいただきありがとうございました。