最近、
ちょっとした好奇心から
AIに「肌診断」をしてもらいました。
しかも、一つではなく
二つの某有名AIに。
頬の写真を送り、
- 今の肌状態
- 悩み
- 避けたいこと
そして
いくつかの商品の名前と
その商品の全成分も伝えました。
正直、
かなり期待していたんです。
ところが──
返ってきた答えを見て
私は、思わず固まりました。
言っていることが、
ほとんど真逆だったからです。
どちらも
それなりに納得できそうで
でも、どこか引っかかる。
「じゃあ、
どっちの話が”正しい”んだろう?」
その小さな違和感が、
今回この記事を書こうと思った
きっかけでした。
Contents
私の肌は、単純な分類ができない
私の肌を一言で表すのは
正直、難しいです。
- 敏感で
- 混合肌
- ニキビができやすく
- 毛穴や皮脂づまりが気になる
でも、その一方で
- 目元を筆頭に乾燥しやすく
- 小じわも気になる
こうして並べてみると、
そう、
すでに色々矛盾している肌なんです(笑)
さっぱりしすぎると
乾燥する。
しっとりしすぎると
詰まって炎症する。
刺激が少ないものを選びたいけれど、
守る力が弱いのも不安。
私自身、 長い間
このバランスに
悩み続けてきました。
だからこそ
AIのような
論理的かつ客観的な視点に
少し期待していました。
安心できる答えが
欲しかったのだと思います。
成分重視のAIと、文脈重視のAI
今回、私が試した2つのAIを
仮にAとBと呼ぶことにします。
成分・条件を最優先するAIの特徴
AのAIは、とても論理的でした。
私が伝えた肌状態や希望と
成分表を照らし合わせて
- 条件に合っているか
- 刺激になりそうな要素がないか
そこにほぼ
全振りしている印象でした。
結果として出てきた
おススメ商品のランキングは
「理屈としては、とてもきれい」
そんなものでした。
事故は起きにくそう。
でも、 私の今の悩みに
どこまで寄り添っているかというと
少し距離を感じました。
これなら、これ
こっちがいいなら、こっち
・・・じゃあ、
あれはどうなるの?
と聞いたら
あれも間違いじゃないよ!
・・・と
答えの堂々巡りになり
結局、
私が一番欲しかった
“決め手”はもらえませんでした。
正論を並べられるほど
不安になることもある。
だって、、わたし、
人間だもの(笑)
不安や実績を重視するAIの特徴
一方で、 BのAIは
まったく違う視点でした。
成分の細かい部分よりも
- 私が何を一番不安に感じているか
- 過去にどんなトラブルがあったか
そういった文脈を拾って
商品そのものの評価や
実績を重視して順位をつけてきたのです。
こちらは、感覚的には
「使いやすそう」
でも、
成分をよく知っている立場から見ると
「ここ、本当に大丈夫かな?」
そんな風に感じる部分も
正直ありました。
AIのおすすめを信じて失敗したスキンケア体験
実は以前、
AIのおすすめをそのまま信じて
実際に商品を買って
使ってみたことがあります。
具体的には、とても人気のある
スキンアクアの 日焼け止めです。
軽くて、 白浮きしにくく、
使い心地も良い。
しかも
私が避けたい
グリセリンが入っていない。
条件だけを見ると
「これは合いそう」
と思いました。
最初のうちは、
特に問題もありませんでした。
でも、
数日、数週間と
使い続けるうちに
なんとなく肌が荒れてくる…
赤みが出たり
ヒリっとする事が増えたり…
調子が落ちていく感覚が出てきたのです。
「気のせいかな」そう思いながらも、
一度、 立ち止まって成分を見直しました。
そこで、
はっとしました。
この日焼け止めは、
紫外線吸収剤でしっかり防御するタイプ。
しまった…。
私の肌にとって、
それが負担になっていたのだ
と気づいたのです。
やっぱり、私の肌は
そんな単純じゃなかった。
そう痛感した出来事でした。
AIにも「考え方の優先順位」がある
この経験で
強く感じたことがあります。
それは
「AIにも考える優先順位がある」
そして、
その優先順位は
私たち一人ひとりの“正解”とは
必ずしも一致しない
ということです。
私には
- 刺激を避けたい
- 守りたい
- 長く使ってトラブルが出ないことが最優先
という、
自分なりの優先順位があります。
でも、
AIの優先順位がそこに
根本的に一致していなければ
答えは簡単にズレてしまう。
化粧品の知識を勉強していたからこそ
私は途中で気づくことができましたが、
もしこれが
成分を見直す習慣のない
普通の消費者だったら?
「人気商品だし、AIもおすすめしているから」
そう思って
使い続けてしまうかもしれません。
そう考えると
少し怖さも感じました。

AI肌診断の限界|YES/NOでは語れない肌がある
とはいえ、AIの肌診断は
決して無意味ではありません。
無数にあるものの中から
明らかな傾向を知るには
とても便利です。
でも、私の様な
- 乾燥と詰まりが同時に起こりやすい
- 炎症と角質トラブルが混在しやすい
そんな肌に対して、
「これはOK」
「これはNG」
という
単純なYES/NOで答えを出すのは
どうしても難しい。
私自身、その限界を
身をもって感じました。
まとめ
今回の体験を通して
私が一番伝えたいのは、ここです。
AIの答えを、そのまま
正解だと思わないでほしい。
AIは、とても優秀な
「材料」をくれます。
でも、それをどう使うか
どこまで信じるかは
自分で決めていい。
むしろ
決めてほしいと思っています。
もし、AIの肌診断をしてみて、
「なんだか しっくりこない」
そんな風に感じたなら
その違和感を是非大切にしてほしい
と思います。
正解は、AIの中ではなく
やはり
自分の肌の反応の中にある
と思うからです。
私自身、今でも正直
迷うことはあります。
それでも、
以前よりは
自分で選んでいるからこそ
良い方向に前進している感覚があります。
肌には
それぞれ個性があります。
ただ、
強い/弱いだけではなく
単純か、複雑か。
合う/合わない以前に、
「反応の仕方が違う」
ものなのだと思います。
だからこそ
一律のYES/NOや
白か黒か、
という判断では
どうしてもこぼれ落ちてしまう人
もいる。
私は、たまたま、その
「こぼれやすい側の肌」だった。
ただ、
それだけなのかもしれません。
この体験が
誰かの自分の肌と向き合うときの
小さなヒントになれば嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。











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