ミネラルファンデーションの“ミネラル”って何?──化粧品検定の勉強の中で知った、意外な真実

私はずっと
ミネラルファンデーションについて

なんとなく
「天然で、肌に良さそうなものが
入っているファンデーション」という
イメージをもっていました。

昔から、石けんで落ちるとか
敏感肌でも使いやすいとか

そういうイメージが先にあって
”何となく良いもの”と
深く考えることもなかったんです。

けれど

化粧品検定のために勉強を進めているうちに
そのイメージが

“あまりに自分の思い込みだった”
ことに気づきました。

そしてその気づきが
最近気になっていた、

「ルースタイプのミネラルファンデーションって、どうして油がほとんど入っていないの?」

という疑問にもつながっていきました。

そんなわけで今回は

「ミネラルって実は何なのか」
「なぜルースタイプのミネラルファンデは油がほぼゼロなのか」

この二つを
私の気づきとしてまとめておきます。

自分の肌(敏感・混合・微小面皰ができやすい)
と向き合うようになって

成分そのものの性質を知りたくなり
勉強を始めたからこそ見えてきた内容です。

ミネラルの意味を“勘違い”していたことに気づいた日

化粧品検定のテキストを読んでいて
最初に驚いたのがここでした。

私が思っていた“ミネラル”は、
「自然」「天然」「肌に優しい」
という

漠然としたイメージの集合体。

でも
実際の化粧品で言うミネラルは全然違いました。

ミネラル=無機粉体(鉱物由来の粉)

非常にシンプルで
そして、思っていたよりも
“科学的”な意味だったんです。

ミネラルファンデーションに使われる
主な粉体はこんな感じ。

  • マイカ(雲母)
  • 酸化チタン
  • 酸化亜鉛
  • 酸化鉄
  • シリカ

こうして並べてみると、確かにどれも
「自然の鉱物」ではあるのですが

“天然=優しい”という意味はなく

単に、

無機粉体として分類される成分
まとめて
「ミネラル」と呼んでいる

という事実があっただけでした。

ショック!

ミネラルが肌に優しいかどうかは、
また別の話。

むしろ

粒子径やコーティング、
光散乱のしやすさなど

全く別の要素で
使用感や刺激が変わると知って
さらに驚きました。

この“意味のズレ”に気づけただけでも、
勉強していてよかったなと思った瞬間でした。

「油がほとんど入っていない」という事実

ミネラルの意味を知ってから
もう一つ衝撃を受けたのがここでした。

ルースタイプのミネラルファンデーションには
油がほとんど入っていない。
本当に0%のものすらある。

一般的なルースパウダーの処方は
「粉が9〜9.5割で、残りに少し油が入っている」
そんなイメージを持っていました。

でも、
ミネラルファンデーションは違いました。

調べれば調べるほど、
油0〜0.3%程度しか入っていないものがほとんど。

ブランドによっては、
「粉体100%。本当に粉しか入っていません」
という処方もある。

最初は信じられなくて
何度も複数のブランドの全成分を見返しました。

でも確かに
どれを見ても油がない。

どうしてそんなことが可能なのか。

どうやって粉だけで
ファンデーションとして成立するのか。

その答えも、
無機粉体の性質を知ることでスッと腑に落ちました。

無機粉体は“まとまりやすい”という性質を持っていた

無機粉体の特徴を知るほど、
油がいらない理由がわかりましたのでシェアしますね。

1. 粉体の表面に凹凸やひっかかりが多い

例えば、
マイカは薄い板状になっていて
何枚も重なり合うような構造。

シリカは多孔質で、
表面が細かい凹凸だらけ。

この“ひっかかり”があることで
粉体が油の助けを借りずに
適度にまとまる。

2. 表面が弱い電荷を帯びる(静電気のような力)

無機粉体は表面に
OH 基を持ちやすく、微弱な電荷を帯びています。

粉同士が引き寄せられたり
反発したりしながら、

ふわっと広がるけれど、
完全には散らない

という
絶妙なバランスを作ってくれる。

なので、油で濡らす必要がないんですね。

3. 粒子の構造が親水性で、油がなくても散りやすい

一般的な合成ポリマー粉体と違い、
無機粉体は表面が親水性。

つまり、

油に頼らなくても
“粉として扱いやすい”性質を
もともと持っている

これは、勉強してみないと
絶対に気づけなかった部分でした。

なぜ石けんで落ちるのか?

じゃあ、何故、せっけんで
落とせるのか。

これも、油の少なさとつながっていました。

ミネラルファンデーションは

油膜を作らない
シリコーン被膜も最小限、または無配合

つまり、

落とす時に強い界面活性剤(クレンジング)が必要ない。

界面活性剤が少なくて済む。
だから石けんでも落ちる。

仕組みとして見れば、
とても合理的でした。

そして、私のような
敏感肌や微小面皰が出やすい肌にとって

“油をほとんど使わない”という点が
結果的に肌負担を減らしてくれる

そんな仕組みが垣間見えました。

とはいえ、ミネラルファンデが万能というわけではない

しかし、油が少ないということは
乾燥しやすさにつながる面もあります。

私も目元は乾燥しやすいので
ミネラルファンデだけでは
粉吹きすることもありました。

また、

  • プレスト(固形)タイプになると油分が増えるものもある
  • カバー力はブランド差が大きい
  • 無機粉体の光の反射の仕方が合わない人もいる

など…

良い点と同じぐらい“相性の問題”もあります。

ここは、使いながら
自分の肌とのバランスを探していく部分だな~
と感じています。

ミネラルを理解したことで、自分の“選び方”も変わってきた

今回、勉強して気づいたことを
まとめていて、改めて思ったのは

名前のイメージだけで化粧品を選ばなくなった
という変化です。

ミネラル=天然=優しい

ではなく、

ミネラル=無機粉体

という
“成分としての事実”を知ったことで

今までラベルしか見えていなかったものが
少しだけ“中身”で判断
できるようになった気がします。

そして

なぜ油がほとんど入っていないのか
なぜ石けんで落ちるのか
なぜ崩れ方に特徴があるのか

全部の根拠が一本につながりました。

知識って、

断片ではなく
線としてつながった時に腑に落ちる

そんな感覚を久しぶりに味わいました。

まとめ

さいごにまとめておきますね。

  • ミネラル=無機粉体のこと(“天然”“優しい”とは別の概念)
  • ミネラルファンデのルースタイプは
    油がほとんど入っていない(0〜0.3%)
  • 無機粉体は、凹凸構造・電荷・親水性のおかげで
    油なしでもまとまりやすい
  • だからこそ石けんで落ちる
  • 自分の肌質と照らし合わせて初めて分かった良さもある
  • ただし乾燥対策や相性の問題はある

化粧品検定の勉強を始めたことで

「名前のイメージ」ではなく
「中身」で理解できることが増えてきました。

ミネラルファンデは、
シンプルだけれど奥が深い存在。

また新しく気づいたことがあれば
ここに書き足していこうと思います。

今回もお読みいただき、ありがとうございました!

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