今回も、
ミランダ・カーへのあこがれ記事です。
彼女の肌って、
ただ見ているだけで透明感があって
うっとりしてしまいます。
彼女のスキンケアや
ボディケアは多くの女性の憧れ。
彼女がプロデュースするオーガニックブランド
「KORA Organics」は
雑誌やSNSで取り上げられるたびに
気になってしまう存在。
「同じものを使ったら、私も彼女みたいになれるかも?」
(そんなわけはないんですが笑)
そんな期待を抱いて、
成分や口コミを調べることから始めてみました。
Contents
日本人に合うの?
憧れはあるけれど、一方で
「敏感肌の私に大丈夫かな?」
という不安が第一によぎりました。
特に気になったのは、
KORA Organicsの代表的なアイテムのひとつ
ターメリック ブライトニング&
エクスフォリエイティング マスク。
成分を眺めていると、
ターメリック(ウコン)パウダー、
パパイヤエキス、
グリーンティーパウダーなど…
抗酸化や角質ケアに
役立ちそうなものが並びます。
でも同時に
ローズヒップシードパウダーや
竹パウダーなどのスクラブ系成分、
ペパーミントやレモンピールオイルなど
刺激になりやすい精油も含まれていました。
オーガニック好きには
魅力的かもしれませんが、
敏感肌には
「強すぎるのでは?」という疑問が残りました。
白人の肌とアジア人の肌の違い
ここでふと思ったのが、
「そもそもミランダカーのような白人と
私のようなアジア人では肌質が違うのでは?」
という視点です。
調べてみると、やはり
肌の特徴には人種ごとの傾向があることが分かりました。
- 白人の肌
・角質層が薄めでバリア機能が弱い
・紫外線に当たると赤くなりやすい
・毛は太く濃く、肌の表面を触るとザラっと感じることも - アジア人の肌
・角質層は比較的しっかりしている
・メラニンの働きで紫外線に対してある程度の耐性がある
・毛は細くて柔らかめ、なめらかな肌感
実際、私がスウェーデン人の友人と
チークキスをしたとき、
頬が触れた瞬間に
「意外とザラザラしてる」と
感じた経験があります。
これは決して悪い意味ではなく、
「白人の肌はこういう質感なのか」
と驚いたのを覚えています。
つまり、
白人の肌に合うケア=アジア人の肌にもそのまま合う
とは限らないのです。
KORAの代表製品を成分で読み解く
ここで、実際に話題の製品を
成分面から丁寧に読み解きいてみました。
ターメリック ブライトニング&エクスフォリエイティング マスク
主な成分:
- 物理的スクラブ(クォーツ、バンブーパウダー、ローズヒップシードパウダー)
- 酵素やフルーツ酸(パパイヤ、サリチル酸)
- 精油(レモン、ラベンダー、ペパーミント等)
- ノニや緑茶などの抗酸化エキス
敏感肌への影響を整理すると、
物理的スクラブは
摩擦により小さな炎症を起こし、
赤みやざらつきの原因になり得ます。
サリチル酸(BHA)は
皮脂や毛穴の奥の皮脂を溶かす効果があります
ニキビや毛穴悩みには有効ですが、
乾燥やバリア不全のある肌では
ピリつきを招くことがあります。
精油は香りの面で満足感が得られる反面、
揮発性のある成分は刺激となる場合があるため、
敏感肌は注意が必要です。
ノニグロー ボディオイル
主な成分:
- ローズヒップオイル
- ノニエキス
- ザクロオイル
- シーバックソーン
- ホホバオイル等。
アルコールや強い精油を含まず、
ブレンドとしては穏やかな処方です。
- リノール酸やリノレン酸を含み、角質層の柔軟性を高める。
- レチノール前駆体(カロテノイド等)が含まれ、ターンオーバーのサポートやくすみ対策に貢献。
- 酸化しやすい性質があるため、冷暗所保存や早めの使い切りが肝心。
- イリドイドやポリフェノールが抗酸化・抗炎症に働く。
- 即効性は薄いが、継続で肌ダメージ軽減に寄与する。
- 化粧品成分としては「サポート役」として有効。
- クルクミンなどの抗酸化物質を含み、くすみ対策や鎮静を期待。
- ただし色素沈着や黄みが気になる場合は使用量に注意。
- 角層の結合をゆるめ、毛穴の詰まりを溶かす働き。
- BHAは油溶性で毛穴の奥へ浸透しやすいが、感肌ではピリつきが出ることがあるため希釈や頻度調整が必要。
- 香りの満足感は大きいが、光感作や刺激のリスクも。
- 特に柑橘系精油は光毒性を持つものがあるため、使用後の紫外線対策が重要。
ボディ用としては使いやすいですが
顔に使う場合は少量からの試用が安心です。

オーガニックの力と、自分に合う選び方
成分を見ただけでも、
「KORAのマスクは敏感肌の私には
少しハードルが高いかも」と感じました。
けれど一方で、
私は過去にトリロジーの
ローズヒップオイルを使ったことがあり
そのときは
「肌がふっくら柔らかくなった」
と実感したのです。
そのときのポイントは以下です:
- 夜のスキンケアに数滴取り入れただけで翌朝の肌の手触りが違ったこと。
- 化粧水の後に薄くのばすだけで、保湿の効率と透明感が上がった感覚。
この経験から得た学びは、
「オーガニック=効かない」ではなく、
むしろ
「正しく使えば強力なサポートになる」
ということでした。
ローズヒップオイルは
ビタミンC誘導体やリノール酸を多く含み
くすみや乾燥に効果的とされる成分。
それを使ってみて
「ケミカルに頼らなくても、自然の力ってすごい」
と思えたのは大きな気づきでした。
つまり、
オーガニックが全部いい・悪いではなく、
自分の肌に合うかどうか。
やはりここが一番大切なのだと感じています。
まとめ
ミランダカーのような存在は、私たちに
「美しくなりたい」という
憧れを与えてくれます。
でも、実際にコスメを選ぶときは、
「彼女と私の肌は違う」という
視点を持つことも大切です。
オーガニックでも合うもの
合わないものがある。
実際に使ってみて
「肌が喜ぶ感覚」があるかどうか。
そのバランスを見極めながら、
憧れと現実のちょうどいいところ
この境目を探していくのが
スキンケアの楽しさなのかもしれません。
お読みいただきありがとうございました。